紀州鉱山の真実を明らかにする会
トップ
報道
新聞報道
共同通信社 2010年3月28日午後7時19分配信
3月29日の『熊本日日新聞』、『山形新聞』、『下野新聞』、『静岡新聞』、『富山新聞』、『北國新聞』、『高知新聞』、『山梨日日新聞』、『大阪日日新聞』、『神戸新聞』、『福井新聞』、『岩手日報』、『徳島新聞』、『四国新聞』、『デイリースポーツ』、『山陰中央新報』、『佐賀新聞』、『大分合同新聞』、『北日本新聞』、『東奥日報』、『河北新報』、『西日本新聞』、『山陽新聞』、『中國新聞』、『茨城新聞』、『福島民報』、『秋田魁新報』、『日本海新聞』、『東京新聞』などに掲載されました。
「連行朝鮮人の追悼碑完成 三重・紀州鉱山跡近くで除幕式」
第2次世界大戦中、三重県旧紀和町(現熊野市)の紀州鉱山(閉山)に強制連行され、死亡した朝鮮人を追悼する石碑が鉱山跡近くに完成し、除幕式が28日行われた。
連行されたのは1940〜45年に約1300人とされるが、地元でもあまり知られていないため、市民団体「紀州鉱山の真実を明らかにする会」(キム・チョンミ事務局長)などが約13年前から取り組んできた。
「なぜここで命を失わなければならなかったかを明らかにし、その歴史的責任を追及していきます」とプレートに書かれた碑の前に、死亡が確認された35人の名を1人ずつ記した同数の石を配置。今後も調査を続け、新たに判明した死亡者の石を加えていくという。
除幕式には、在日韓国・朝鮮人や学識者、地元住民ら100人以上が参加し、花を手向けた。韓国で死亡者の戸籍調査にかかわった安浩烈さん(57)は「痛々しい過去が明らかになり、日韓関係がより良くなるきっかけになれば」と話した。
【写真】完成した追悼碑の前に花を手向ける除幕式の参加者=28日午後、三重県熊野市紀和町
紀州鉱山の真実を明らかにする会